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佐々木敦さんへの反論!?

佐々木敦さんは「単独者」を標榜する人が「デモに行こう」と呼びかけることは矛盾しているという。そして本が売れている構造はシールズとネトウヨに共通であるともいう。そしてシールズはそれらのことに自覚的ではないのだそうだ。なんとも偉い批評家だ。 ま…

歴史と反復

人は自分で自分の歴史をつくるとはいえ、どうにでも自由にできる素材から歴史をつくりだしているわけではないし、その際におかれている状況も自分で選んだものではない。その状況とは元からそういうようにして目の前に与えられているものであり、先人から受…

美しい贈与経済

過去から未来への美しい継承の連鎖の中に位置を与えられていることの喜びを味わうには学ばねばならない。翻っていえば、学びには喜びがつきものであるということになる。

人間的貧困と救い

思考の中に経済学が流し込む毒によって、所有欲こそ人間の本質だと思い込まされている。だが本来、承認の欲求、存在の欲求こそ人間的なものだ。そしてそうであるのなら、「わたしはここにいてもいいのだ」という感覚が希薄であるのは、貧困であることよりも…

人間の製作所

人間の製作所というのは、遺伝的な株を再生産するための工場ではない。歌や音楽なしに、舞踏術や儀礼なしに、〈人間の孤独〉に関する宗教的ないしは詩的モニュメントなしには、ひとつの社会も運営されえないだろう。[そうしたものすべてが、われわれ人間を「…

飽くことがないのはなぜか。

わたしたち、近代人であるわたしたちが物質的な富を追いながら決してそれに飽くことがないのは、そうした富をつうじて追い求められているものが物質的な欲求を満たすことではないからである。物質的な欲求であれば、有限量の資源によって満たされることもあ…

「彼らは私を、理由なく憎んだ」

舞台装置をどうするかは演出家にまかせるとしよう。世界という舞台でもよいし、運動場という舞台でもよい。そうした細部はさして重要ではない。核兵器配備の軍拡競争の話でもよいだろうし、携帯電話の最新モデルの話でもよいだろう。とにかく二人の登場人物…

哲学は何の役に立つのか

誰かが哲学は何の役に立つのかと問うとき、答えは攻撃的でなければならない。何故なら、この問いは、皮肉で辛辣であることが望まれているからだ。哲学は、別の関心事をもつ国家や宗教の役には立たない。それは、いかなる既成の力能〔権力〕の役にも立たない…

あなたは誰を劣っているとみなすか? いつでも他人を恥じ入らせようとしている者を。 あなたにとって最も人間的なものとは何か? 他人を恥じ入らせないこと。 自由が達成された証しは何か? 自分のことをもはや恥じたりしないこと。 ニーチェ『喜ばしき知恵』

徳への喜び

「徳を探し求める道はでこぼこだらけで、しんどいけれど、徳にあずかることは心地いいのです」などと、しきりに教える人がいるが、それは「徳はつねに不快である」といっているだけではないのか? そもそも、人間のいかなる手だてが、かつて徳を享受すること…

現状によせて、『歓待のユートピア』から

「君がそれであるところのものとなれ。君の上に投げつけられた肩書き、社会的分類の中での範疇化にすぎないあらゆる同一化を逃れよ。君はこの番号ではない、このうわべではない、この化石化した言葉ではない。君がそれであるところのものになれ。君をつらぬ…

That's me

That's me - S.L.A.C.K. - YouTube 俺は自分の足で図書館へ行き、自分で本を選び、自分で文章を書く。シーンのルールには興味もない。哲学のみ。哲学のみ。 誰かがまたくだらないこと気にしてる間に、また本を読む。受け入れられないならそれまでさ。哲学の…

愛することを学ばなければならない

「音楽に聴き入るとき、われわれの内部に生じること、ーーまずはとりあえず主題と曲調を聴くこと、つまり聴き出し、聴き分け、それ自体として独立した生命をもつものとして分離・限定することを学ばねばならない。続いて、たとえ馴染みがなくてもそれに付き…

真面目に考える

「たいていの人びとにとって、知性というのは、反応が鈍く陰鬱で、油切れして操縦じづらい機械である。彼らは、この機械を働かせ、よく考えようとするとき、「物事を真面目に考える」という言い方をする。ーーなんと、よく考えることは、彼らにとっては苦役…